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2019/10/21

【金相場】週末18日のNY金相場は、売り買いが交錯する中で小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1494.10ドル(-4.20ドル)と、小幅ながらマイナス圏に転じて取引きを終了。英下院では19日に、ジョンソン英首相がEUと合意した新たなEU離脱案の採決が行われる予定。ただ、英メディアによる票読みでは賛否が拮抗しているもよう。米中貿易協議の「第1段階合意」の行方にも不透明感が漂い、金相場は方向感に乏しく小幅なレンジで推移した。一方、中国国家統計局が18日に発表した今年7~9月期の国内総生産(GDP)は、実質ベースで前年同期比6.0%増と、前期から低下し、四半期ごとの公表を始めた1992年以降で最低となった。米中貿易戦争を背景とした世界的な景気減速懸念の高まりは、安全資産とされる金の下値を支える要因となった。

国内の金相場は、売りが優ったNY相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり5,659円(-15円)と、3営業日ぶりに値を下げ、前営業日に付けた過去最高値から一服となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/21  5659円 (-15円)

10/18  5674円 (+4円)

10/17  5670円 (+24円)

10/16  5646円 (-12円)

10/15  5658円 (+15円)

10/11  5643円 (-31円)

10/10  5674円 (+29円)

10/09  5645円 (+39円)

10/08  5606円 (-39円)

10/07  5645円 (-7円)

10日間の金相場平均価格:5,652円/g


【パラジウム相場】週末18日のNYパラジウム相場は、英国による欧州連合(EU)離脱や米中貿易戦争の行方に注目が集まる中、利確売りに押され続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1717.60ドル(-13.10ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。18日に発表された2019年7~9月期の中国の実質GDPは前年同期比6.0%増だった。四半期ベースで統計を遡れる1992年以降で過去最低となるなど、同国景気への先行き不安を意識した売りが先行した。また、英国による欧州連合(EU)離脱への不透明感や、週末を控えた利益確定売りに押され、売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して続落。買取では1gあたり6,699円(-22円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/21  6699円 (-22円)

10/18  6721円 (-50円)

10/17  6771円 (+143円

10/16  6628円 (+116円)

10/15  6512円 (+82円)

10/11  6430円 (+110円)

10/10  6320円 (+17円)

10/09  6303円 (+33円)

10/08  6270円 (+33円)

10/07  6237円 (+16円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,489円/g


13:20現在の金相場は1トロイオンス1493.70ドル、パラジウムは1743.55ドル、為替は1$108円57銭前後の値動きで推移しております。