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2019/12/20
【金相場】19日のNY金相場は、トランプ米大統領の弾劾訴追を巡る不透明感などから、安全資産とされる金に買いが入り反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1484.40ドル(+5.70ドル)と、プラス圏に転じ買い優勢で取引きを終了。米労働省が19日発表した先週の失業保険申請件数は、2月以来の大幅な減少となったが、予想ほどは減らなかったほか、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が冴えない結果となった事から、金相場は序盤より買いが先行し上昇した。また、米下院は18日、トランプ大統領を弾劾訴追したが、共和党が多数を占める上院の弾劾裁判でトランプ氏が罷免される可能性は極めて低く、リスク回避目的からも金は買われ易い地合いとなった。
国内の金相場は、前日相場同様に横ばい。買取ベースでは1gあたり5,670円(±0円)と、変わらずの値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/20 5620円 (±0円)
12/19 5670円 (±0円)
12/18 5670円 (-1円)
12/17 5671円 (+13円)
12/16 5658円 (+34円)
12/13 5624円 (+4円)
12/12 5620円 (+30円)
12/11 5590円 (+25円)
12/10 5565円 (±0円)
12/09 5565円 (-55円)
10日間の金相場平均価格:5,630円/g
【パラジウム相場】19日のNYパラジウム相場は、株高や安値拾いから買われ反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1901.00ドル(+4.80ドル)と、3営業日ぶりにプラス圏に転じ、大台の1900ドル台に回復して取引きを終了。トランプ米大統領の弾劾訴追を巡る不透明感などから、取引き開始前の時間外では売りが先行し小安く推移した。その後、通常取引きに入ると前日までの下げに対する安値反動から買い戻しに反転。加えて、米国株が最高値を更新するなど堅調となった事で、パラジウムも連れ高となり相場は一時1912.40ドルまで上昇した。その後、ポジション調整などから、やや上値を重くするも買い優勢は変わらず、1900ドル台を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となったNY相場を映して上昇。買取では1gあたり7,442円(+39円)と、3営業日ぶりに反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/20 7442円 (+39円)
12/19 7403円 (-61円)
12/18 7464円 (-148円)
12/17 7612円 (+159円)
12/16 7453円 (-44円)
12/13 7497円 (+242円)
12/12 7255円 (+44円)
12/11 7211円 (+72円)
12/10 7139円 (+27円)
12/09 7112円 (±0円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,359円/g
10:40現在の金相場は1トロイオンス1481.55ドル、パラジウムは1917.30ドル、為替は1$109円32銭前後の値動きで推移しております。