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2020/04/27
【金相場】週末24日のNY金相場は、週末を控えた利益確定や、ポジション調整の売りが優勢となり3営業日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1735.60ドル(-9.80ドル)と、マイナスサイドに反転して取引きを終了。この日の金相場は、急伸した前日までの高値反動から利確売りが出やすく、序盤より売りが先行した。また、米ミシガン大学が朝方発表した4月の消費者景況感指数(確定値)が71.8と、暫定値の71.0から上方修正され、市場予想の68.0も上回るなど、まずまずな内容だった事から、安全資産の金にとっては一定の圧迫要因となった。一方、トランプ米大統領はこの日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた中小企業への追加支援を柱とする4840億ドルの対策法案に署名、同法が成立。インフレヘッジとしての金需要が引き続き意識されたほか、世界経済への先行き不安からも金を買い求める動きが根強く、相場の下支えとなった。
国内の金相場は、上昇一服となった週末のNY相場を映し、5営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり6,504円(-12円)と、最高値更新の流れが一服し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/27 6504円 (-12円)
04/24 6516円 (+46円)
04/23 6470円 (+105円)
04/22 6365円 (+3円)
04/21 6362円 (+45円)
04/20 6317円 (-124円)
04/17 6441円 (-13円)
04/16 6454円 (+6円)
04/15 6448円 (-14円)
04/14 6462円 (+69円)
10日間の金相場平均価格:6,434円/g
【パラジウム相場】週末24日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する利確売りや、週末を控えた持ち高調整売りに押され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1985.30ドル(-15.70ドル)と、マイナスサイドに反転して取引きを終了。この日のパラジウムは、売り買いが交錯する展開に。時間外取引のアジア市場では、前日の急反発を受けた利確売りが進み軟調となった。一方、その後は原油相場が上昇し、米国株も堅調となるなどリスクオンムードとなった事からパラジウムも上昇。消費者心理に安定化の兆しが見えた事も一定の材料となり、相場はプラス圏に反転する場面もあった。ただ、その後は売り買いが拮抗する中で、週末を控えた持ち高調整や手じまい売りに押され、結局マイナス圏で引けた。
国内のパラジウムは、週末のNY相場ではマイナス圏で引けるも、前営業日の約定値からの戻りを受け、大幅続伸。買取では1gあたり7,673円(+176円)と、21日(約1週間)ぶりの高値に値戻す展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/27 7673円 (+176円)
04/24 7497円 (+44円)
04/23 7453円 (-33円)
04/22 7486円 (-814円)
04/21 8300円 (-33円)
04/20 8333円 (±0円)
04/17 8333円 (+44円)
04/16 8289円 (-22円)
04/15 8311円 (-60円)
04/14 8371円 (-209円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,005円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1745.25ドル、パラジウムは2009.70ドル、為替は1$107円50銭前後の値動きで推移しております。