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2020/11/02

【金相場】週末30日のNY金相場は、リスク回避目的や安値拾いなどが入り3営業日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1879.90ドル(+11.90ドル)と、買い優勢で取引きを終了。前2日間ではドル高を背景に軟調に推移していた反動から、この日は安値拾いの買いが入りやすく序盤より買いが先行した。また、新型コロナウイルスの新規感染者が欧米で急増する中、米株式相場が大幅安。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産としての金需要が堅調となったほか、外国為替市場では急速なユーロ安・ドル高が一服した事も買い材料となり上げ幅を拡大した。ただ、来週11月3日の米大統領選の先行きに不透明感が広がる中、様子見ムードも多く、上げ一巡後は小幅な値動きとなった。

国内の金相場は、買いが優り3営業日ぶりに反発した週末のNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,896円(+40円)と、4営業日ぶりにプラス圏に反転しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/01  6896円 (+40円)

10/30  6856円 (-34円)

10/29  6890円 (-95円)

10/28  6985円 (-27円)

10/27  7012円 (+30円)

10/26  6982円 (-29円)

10/23  7011円 (-54円)

10/22  7065円 (-27円)

10/21  7092円 (+34円)

10/20  7058円 (+20円)

10日間の金相場平均価格:6,985円/g


【パラジウム相場】週末30日のNYパラジウム相場は、ドル高の一服や、安値拾いから買い戻しが入り5営業日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス2217.20ドル(+18.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。前日までの4日間ではドル高による圧迫や、調整地合いから軟調に推移していた事を受け、この日のパラジウムは安値拾いの買いが入り時間外取引より買いが先行した。一方で、日中取引に入ると、欧州の一部でのロックダウン(都市封鎖)措置や、米経済対策を巡る合意がまとまっていないことを背景に、リスク回避から米国株が軟調となった事を受けてパラジウムも上値を重くするも、ドル高一服や堅調な金など他貴金属の値動きを眺めて、再度上げ幅を拡大する展開となった。市場では来週11月3日の米国大統領選挙に関心が高まっている。

国内のパラジウム相場は、小幅ながら値を落としマイナス圏へ。買取では1gあたり8,168円(-11円)と、8営業日続落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/02  8168円 (-11円)

10/30  8179円 (-159円)

10/29  8338円 (-215円)

10/28  8553円 (-104円)

10/27  8657円 (-28円)

10/26  8685円 (-49円)

10/23  8734円 (-55円)

10/22  8789円 (-55円)

10/21  8844円 (+176円)

10/20  8668円 (+38円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,562円/g


11:25現在の金相場は1トロイオンス1886.85ドル、パラジウムは2228.50ドル、為替は1$104円65銭前後の値動きで推移しております。