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2021/01/05

【金相場】年明け4日のNY金相場は、ドル安による割安感が意識されたほか、米政治不安などが材料視され4日続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1946.60ドル(+51.50ドル)と、節目の1900ドル台に乗せ、中心終値では昨年11月6日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。米金融緩和の長期化観測に加えて新型コロナウイルス感染拡大に対応する9000億ドル規模の米追加経済対策が成立し、外国為替市場では、ドル安・ユーロ高が進行。ドル建てで取引される金商品に割安感が強まり買いが殺到。相場は節目の1900ドルを突破すると、一時1948.70ドルまで上げ幅を拡大した。このほか、米議会上院の多数派を決するジョージア州での決選投票を翌5日に控え、今後の政権運営に関する不透明感が投資家心理を圧迫し、米国株が軟調となると安全資産として金を買う動きが活発となり、価格水準を切り上げる展開となった。

国内の金相場は、年末年始のNY相場が堅調となった事を映し急伸。買取ベースでは1gあたり7,015円(+184円)と、3営業日続伸し上げ幅を拡大。。昨年11月9日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値を付け、同日ぶりに大台の7,000円台に浮上する展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/05  7,015円 (+184円)

12/25  6,831円 (+20円)

12/24  6,811円 (+31円)

12/23  6,780円 (-45円)

12/22  6,825円 (-32円)

12/21  6,857円 (+28円)

12/18  6,829円 (+49円)

12/17  6,780円 (+46円)

12/16  6,734円 (+65円)

12/15  6,669円 (-33円)

12/14  6,702円 (-21円)

12/11  6,723円 (-8円)

10日間の金相場平均価格:6,813円/g



【パラジウム相場】年明け4日のNYパラジウム相場は、リスクオフの流れや、利確売りに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の3月限は1トロイオンス2391.20ドル(-62.60ドル)と、売り優勢で取引きを終了。前営業日の昨年末(31日)には、米金融緩和の長期化観測に加えて新型コロナウイルス感染拡大に対応する9000億ドル規模の米追加経済対策が成立した事を受け、ドル安やテクニカル要因から買いが殺到し終値では2453.80ドルを付け、11月10日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値を記録していた。この日は、その反動から序盤より利確売りが出たほか、翌5日に行われる米上院多数派を決する南部ジョージア州での2議席をめぐる決選投票が波乱要因として警戒されており、米国株が軟調となるなど投資家心理がリスクオフとなった事でパラジウムも売りが優勢となり、3営業日ぶりにマイナス圏に転じて取引きを終えた。

国内のパラジウムは、連休中のNY相場が堅調となった事を受け上伸。買取では1gあたり8,575円(+33円)と、4営業日続伸し、パラジウムは昨年12月3日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/05  8575円 (+33円)

12/25  8542円 (+138円)

12/24  8404円 (+44円)

12/23  8360円 (+22円)

12/22  8338円 (-165円)

12/21  8503円 (+60円)

12/18  8443円 (+11円)

12/17  8432円 (+44円)

12/16  8388円 (+28円)

12/15  8360円 (-99円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,435円/g


13:00現在の金相場は1トロイオンス1949.15ドル、パラジウムは2399.50ドル、為替は1$103円04銭前後の値動きで推移しております。