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2021/01/06
【金相場】5日のNY金相場は、ジョージア州上院議員選決選投票の結果が注視される中、ドルの全面安を背景に割安感が意識され上伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1954.40ドル(+7.80ドル)と、5営業日続伸し、昨年9月18日以来およそ3カ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日の外国為替市場ではドル安・ユーロ高基調が継続し、ドル建てで取引される金商品に割安感が買いが先行した。また、米上院の主導権獲得を懸けたジョージア州決算投票の結果をめぐり先行き不透明感が台頭しているほか、世界的な新型コロナウイルス感染再拡大に対する警戒感からリスク回避を目的とした金需要も根強く、相場は一時1957ドルまで上昇するなど一段高となった。
国内の金相場は、NY金相場が約3ヶ月半ぶりの高値で引けるなど一段高となった事を映し、横ばい圏ながらプラス圏で推移し4日続伸。買取ベースでは1gあたり7,016円(+1円)と、前日相場同様に昨年11月9日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/06 7,016円 (+1円)
01/05 7,015円 (+184円)
12/25 6,831円 (+20円)
12/24 6,811円 (+31円)
12/23 6,780円 (-45円)
12/22 6,825円 (-32円)
12/21 6,857円 (+28円)
12/18 6,829円 (+49円)
12/17 6,780円 (+46円)
12/16 6,734円 (+65円)
12/15 6,669円 (-33円)
12/14 6,702円 (-21円)
10日間の金相場平均価格:6,848円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、株高や他貴金属の上昇、テクニカル要因から買われ急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2493.40ドル(+102.20ドル)と、2500ドル圏内まで急浮上し、終値では昨年11月9日相場(2499.20ドル)以来およそ2ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。利確売りに押された前日相場の反動から、この日のパラジウムは時間外取引より買い戻しが先行し堅調に推移した。また、外国為替市場ではドルが全面安に振れたほか、株高や金が3ヶ月半ぶりの高値水準まで上伸した事から、パラジウムも買い地合いが強まり急騰。テクニカルな買いも加わり相場は一時2536.50ドルと、2500ドルを突破し昨年2月相場以来およそ11ヶ月ぶりの高値を記録した。その後、一部で利確売りが出るも引き続きドル安などが支援材料となり、3ケタ高を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、一段高となったNY相場を映して急騰。買取では1gあたり8,795円(+220円)と、5営業日続伸し8,800円圏内に浮上。昨年11月11日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/06 8795円 (+220円)
01/05 8575円 (+33円)
12/25 8542円 (+138円)
12/24 8404円 (+44円)
12/23 8360円 (+22円)
12/22 8338円 (-165円)
12/21 8503円 (+60円)
12/18 8443円 (+11円)
12/17 8432円 (+44円)
12/16 8388円 (+28円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,478円/g
13:00現在の金相場は1トロイオンス1949.15ドル、パラジウムは2399.50ドル、為替は1$103円04銭前後の値動きで推移しております。