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2021/01/27
【金相場】26日のNY金相場は、翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を控え様子見ムードが広がる中、方向感の乏しい展開に。中心限月の2月限は1トロイオンス1850.90ドル(-4.30ドル)と、小幅ながらマイナス圏で推移し4日続落して取引きを終了。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが優勢となり、ドル建てで取引される金商品は割安感から買いが先行した。ただ、翌27日午後にFOMCの声明発表や、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による記者会見を控えて様子見ムードが強く、金は次第に売り戻されマイナス圏に沈んだ。バイデン米政権と議会による1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス経済対策案をめぐる協議の行方にも市場の注目が集まっている。
国内の金相場は、軟調地合いが継続したNY相場の値動きを映し4日続落。買取ベースでは1gあたり6,721円(-32円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/27 6,772円 (+24円)
01/26 6,753円 (-14円)
01/25 6,767円 (-30円)
01/22 6,797円 (-4円)
01/21 7,016円 (+1円)
01/20 6,725円 (+31円)
01/19 6,694円 (+69円)
01/18 6,625円 (-109円)
01/15 6,734円 (-3円)
01/14 6,737円 (-35円)
10日間の金相場平均価格:6,735円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、世界的な新型コロナウィルスの感染拡大や、米FOMCを翌日に控えた様子見から軟調地合いが継続となり4日続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2325.00ドル(-21.90ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。来月12日から始まる春節(旧正月)を控えて、市中感染の報告が相次ぐ中国では、当局が不要不急の移動や宴会、イベント自粛を呼び掛けるなど警戒を強めているほか、欧米でも依然として新型コロナウィルスの感染が広がっている事で、リスクオフムードが高まる中でパラジウムも相場を圧迫され軟調に推移した。また、バイデン大統領が春までに希望者全員が新型コロナワクチン接種を受けられるとの見通しを示した後、政権の新型コロナ関連の最高顧問である国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長らがこうした希望的観測を打ち消すコメントを出した事も意識された。一方で、バイデン政権による1兆9000億ドル規模の経済対策案の行方や、FOMCの結果発表を翌日に控え、売り一巡後は買い戻しの動きもあった。
国内のパラジウム相場は、売りが継続したNY相場を映し軟調地合いが継続。買取では1gあたり8,421円(-49円)と、4日続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/27 8421円 (-49円)
01/26 8470円 (-61円)
01/25 8531円 (-110円)
01/22 8641円 (-22円)
01/21 8663円 (+39円)
01/20 8624円 (-22円)
01/19 8646円 (-22円)
01/18 8668円 (-143円)
01/15 8811円 (+104円)
01/14 8707円 (-5円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,618円/g
10:50現在の金相場は1トロイオンス1853.40ドル、パラジウムは2332.90ドル、為替は1$103円72銭前後の値動きで推移しております。