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2021/02/19
【金相場】18日のNY金相場は、前日までの下げに対する反動から安値拾いが入り5営業日ぶりに小反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1775.00ドル(-2.20ドル)と、横ばい圏ながら小幅に値を上げて取引きを終了。前日までに4日続落するなど軟調となっていた反動から、この日は安値拾いの買いが入り序盤より小高く推移した。また、朝方発表された先週の米新規失業保険申請件数が4週間ぶりの高水準に増加したほか、世界的に株安となる中で投資家のリスク回避姿勢が強まり、金が買われた面もあった。ただ、大型の米追加経済対策への期待感や、新型コロナウイルスワクチン普及への期待が続いていることも、圧迫材料となり上値は重い展開となった。
国内の金相場は、NY相場では小幅高に振れ反発するも、為替が円高に傾斜した事を受けて軟調に推移。買取ベースでは1gあたり6,576円(-35円)と、マイナス圏で推移し3日続落となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/19 6,576円 (-35円)
02/18 6,611円 (-55円)
02/17 6,666円 (-79円)
02/16 6,745円 (+24円)
02/15 6,721円 (±0円)
02/12 6,721円 (-28円)
02/10 6,749円 (-17円)
02/09 6,765円 (+49円)
02/08 6,716円 (+50円)
02/05 6,666円 (-102円)
10日間の金相場平均価格:6,694円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、このところの急騰に対する反動や、世界的に株安となる中でパラジウムも軟調となり続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2348.80ドル(-20.90ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。前日の下げを受けて時間外取引では安値拾いから買いが先行し上昇した。一方、この日発表された米国の新規失業保険申請件数が2週連続で増加し4週ぶりの高水準となったほか、住宅着工件数が5ヶ月ぶりに減少した事を受け、投資家のリスク回避姿勢が台頭。米国株が軟調に推移した事に連れてパラジウムも次第に圧迫され売り優勢に反転した。ただ、イエレン財務長官がバイデン政権が推進する1兆9000億ドル(約200兆円)規模の追加経済対策案がなお必要だと改めて主張したことや、新型コロナウイルスワクチン普及への期待感から、売り一巡後は買い戻される場面もあり下値は限定的となった。
国内のパラジウム相場は、利確売りが出たNY相場や円高の流れを受け軟調な展開に。買取では1gあたり8,668円(-165円)と、値を下げ続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/19 8668円 (-165円)
02/18 8833円 (-28円)
02/17 8861円 (+22円)
02/16 8839円 (+66円)
02/15 8773円 (+116円)
02/12 8657円 (+126円)
02/10 8531円 (-121円)
02/09 8652円 (+22円)
02/08 8630円 (+149円)
02/05 8481円 (+148円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,693円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1771.85ドル、パラジウムは2352.65ドル、為替は1$105円70銭前後の値動きで推移しております。