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2021/03/03

【金相場】2日のNY金相場は、米国長期金利の上昇一服や安値拾いの買いが入り6営業日ぶりに反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1733.60ドル(+10.60ドル)と、買い優勢に転じて取引きを終了。金相場は米国長期金利の上昇や、ドル高の進行、ワクチン普及による米国経済の先行き楽観が意識されて前日までに5日続落していた事から、この日は売り過剰感が台頭し安値拾いの買いが入った。また、長期金利の一服を眺め、金利を生まない資産である金への売り圧力が後退したほか、対ユーロでのドル安も割安感につながり、相場を支える要因となった。

国内の金相場は、安値拾いから買い戻しが入ったNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり6,512円(+41円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

03/03  6,512円 (+41円)

03/02  6,471円 (-40円)

03/01  6,511円 (-93円)

02/26  6,604円 (-114円)

02/25  6,718円 (+30円)

02/24  6,688円 (+72円)

02/22  6,616円 (+40円)

02/19  6,576円 (-35円)

02/18  6,611円 (-55円)

02/17  6,666円 (-79円)

10日間の金相場平均価格:6,597円/g


【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、米国長期金利の上昇一服やドル安の流れを受けて堅調地合いが継続。中心限月の6月限は1トロイオンス2368.60ドル(+19.60ドル)と続伸し、買い優勢で取引きを終了。調整地合いから前週末には売りが出たが、週初めの昨日は安値拾いや、景気回復期待を背景に買い戻しが入り上昇。この日も買い優勢の流れを引き継ぎ序盤より堅調となった。また、長期金利の上昇が一服した事や、ドルが売りに反転する場面では割安感が意識されほか、新型コロナウイルスのワクチン普及や、米追加経済対策が間もなく成立する見通しとなる中で、早期の景気回復期待が高まっている事も支援材料となり、この日もプラス圏で引けた。

国内のパラジウム相場は、買い地合いが継続したNY相場を映し堅調に推移。買取では1gあたり8,872円(+28円)と、値を伸ばし続伸しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

03/03  8872円 (+28円)

03/02  8844円 (+104円)

03/01  8740円 (-137円)

02/26  8877円 (-143円)

02/25  9020円 (+302円)

02/24  8718円 (-214円)

02/22  8932円 (+264円)

02/19  8668円 (-165円)

02/18  8833円 (-28円)

02/17  8861円 (+22円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,837円/g


11:55現在の金相場は1トロイオンス1740.85ドル、パラジウムは2363.40ドル、為替は1$106円85銭前後の値動きで推移しております。