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2021/04/13
【金相場】週明け12日のNY金相場は、翌13日の米国消費者物価指数の発表を控えた手じまい売りに押され続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1732.70ドル(-12.10ドル)と、売り優勢で取引きを終了。米長期金利の指標となる10年物国債利回りは1.67%近辺と小幅ながら上昇。翌13日の消費者物価指数(CPI)発表を前に、インフレへの警戒感が国債利回りを下支えしており、金利を生まない金は売られやすい地合いとなった。一方、米連邦準備理事会(FRB)の低金利継続の見方からドル高が一服した事や、米中関係の悪化や中東情勢の緊迫化を受けてリスクを回避する動きもあり、売り一巡後は買い戻される場面もあった。
国内の金相場は、週明けのNY市場が売り優勢となった事を映し続落。買取ベースでは1gあたり6,649円(-44円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/13 6,649円 (-44円)
04/12 6,693円 (-23円)
04/09 6,716円 (+30円)
04/08 6,686円 (-16円)
04/07 6,702円 (+26円)
04/06 6,676円 (-15円)
04/05 6,691円 (+18円)
04/02 6,673円 (+51円)
04/01 6,622円 (+105円)
03/31 6,517円 (-59円)
10日間の金相場平均価格:6,663円/g
【パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は、需給逼迫への警戒感や米国経済の正常化に向けた期待感から買いが旺盛となり3営業日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス2671.90ドル(+35.90ドル)と、堅調に推移し、年初来高値の4月6日相場(2690.20ドル)以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。米国で新型コロナウイルスのワクチン接種ペースが一段と加速し、経済活動の正常化時期が早まる見通しのほか、ロシアの生産減少による供給不足を背景に、需給バランスの悪化が警戒されパラジウムは序盤より買いが先行した。一方、欧州やインド、一部新興国ではワクチンの普及が遅れている事や、軟調な他貴金属、米国長期金利の動向にも警戒が広がり、一部で利益を確定する動きもあったが、ロシア・ウクライナ間や、中東情勢をめぐる緊迫感が意識され、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、大幅高で引けた週明けのNY相場を映し上伸。買取では1gあたり10,280円(+127円)と、約1年1ヶ月ぶりの高値記録を更新した5日相場(10,346円)ぶりの高値に値戻す展開となりました。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となった週末のNY相場を映し反発。買取では1gあたり10,280円(+127円)と、5営業日ぶりに値を上げ、プラスサイドに反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/13 10,280円 (+127円)
04/12 10,153円 (+66円)
04/09 10,087円 (-17円)
04/08 10,104円 (-159円)
04/07 10,263円 (-11円)
04/06 10,274円 (-72円)
04/05 10,346円 (+39円)
04/02 10,307円 (+154円)
04/01 10,153円 (+192円)
03/31 9,961円 (+220円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,193円/g
13:30現在の金相場は1トロイオンス1735.70ドル、パラジウムは2690.25ドル、為替は1$109円75銭前後の値動きで推移しております。