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2021/06/23

【金相場】22日のNY金相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を前に様子見ムードから反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1777.40ドル(-5.50ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日の金相場は、買いが優った前日相場の流れを引き継ぎ、時間外取引きのアジア市場では1790ドル超まで上昇した。一方、通常取引きに入ると、外国為替市場ではドルが前日の下げから上昇に転じたことで、金は相場を圧迫されマイナス圏に反転した。その後は売り買いもみ合いの展開となったが、午後に予定されているFRBパウエル議長の議会証言の質疑内容を見極めたいとの気分が強く、全体的には方向感に乏しい値動きとなった。
通常取引き終了後に、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は下院特別小委員会の公聴会で証言。議長はインフレ圧力について、ここ数カ月に顕著に高まったが、一過性のものにとどまるとの見解を改めて示した。

国内の金相場は、円安要因からプラス圏を維持し上伸。買取ベースでは1gあたり6,923円(+12円)と、値を伸ばし、17日相場(約1週間)ぶりの高値に値戻す展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

06/23  6,923円 (+12円)

06/22  6,911円 (+49円)

06/21  6,862円 (-30円)

06/18  6,892円 (-158円)

06/17  7,050円 (-100円)

06/16  7,150円 (-36円)

06/15  7,186円 (-10円)

06/14  7,196円 (-72円)

06/11  7,268円 (+20円)

06/10  7,248円 (-26円)

10日間の金相場平均価格:7,069円/g



【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、プラス圏で引け続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2558.90ドル(+0.60ドル)と、横ばい圏ながら上昇して取引きを終了。値頃感やドル安を背景に、急反発した前日相場の流れを引き継ぎ時間外取引きのアジア市場より買いが先行。テクニカルな買いもあって欧州時間では一時2607ドルを付けるなど、節目の2600ドルを突破した。その後、通常取引きに入ると利確売りに押されたほか、ドルが上昇に転じた事に圧迫され、相場は次第に売り優勢に反転。しかし、堅調な米国株が支援材料となったほか、プラチナの上伸も意識され相場を下支えられた。取引き中盤以降では、午後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとした向きから積極的な売買には繋がらず、結局小幅高で引けた。

国内のパラジウム相場は、マイナス圏に転じ反落。買取では1gあたり9,928円(-44円)とm値を下げる展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

06/23  9,928円 (-44円)

06/22  9,972円 (+292円)

06/21  9,680円 (±0円)

06/18  9,680円 (-1128円)

06/17  10,808円 (+176円)

06/16  10,632円 (+28円)

06/15  10,604円 (-55円)

06/14  10,659円 (+22円)

06/11  10,637円 (-55円)

06/10  10,692円 (-110円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,329円/g


10:40現在の金相場は1トロイオンス1787.10ドル、パラジウムは2567.45ドル、為替は1$110円78銭前後の値動きで推移しております。