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2021/07/05
【金相場】週末2日のNY金相場は、ドル高一服や米長期金利の低下を支えに3日続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1783.30ドル(+6.50ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日発表された6月米雇用統計で非農業部門雇用者数は市場予想を上回る伸びを記録したが、失業率は予想に反して上昇したことから、安全逃避的なドル買いは縮小し、金は堅調となった。また、長期金利の低下が金利を生まない資産である金相場の支えとなったが、米国独立記念日の3連休を控えて手仕舞う動きもあり、買い一巡後は小動きな展開となった。
国内の金相場は、買いが優った週末のNY相場を映し3日続伸。買取ベースでは1gあたり6,965円(+11円)と、値を伸ばし、前営業日に続き連日で6月17日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/05 6,965円 (+11円)
07/02 6,954円 (+60円)
07/01 6,894円 (+65円)
06/30 6,829円 (-68円)
06/29 6,897円 (-28円)
06/28 6,925円 (+10円)
06/25 6,915円 (-21円)
06/24 6,936円 (+13円)
06/23 6,923円 (+12円)
06/22 6,911円 (+49円)
10日間の金相場平均価格:6,915円/g
【パラジウム相場】週末2日のNYパラジウム相場は、堅調な米国雇用統計や、ドル安要因から買いが膨らみ反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2792.50ドル(+23.60ドル)と、直近高値を抜いて、終値では6月16日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引では売りが先行し安寄りした。その後、発表された米国雇用統計では6月に伸びが加速し、10カ月ぶりの大幅増加となるなど、ワクチン接種が進み経済活動の広がりに合わせた企業の人材確保が一段と進みつつあることが示唆された事で、パラジウムは買い戻しに反転。株高の進行や、ドル高の一服、加えて長期金利が低下した事も買い材料となり上げ幅を拡大。相場は2800ドルを突破し、一時2812.50ドルと6月16日相場(2836.80ドル)ぶりの高値まで上伸した。その後、3連休を控えて手仕舞う動きもあったが、引き続き株高やドル安の流れが支えとなり、そのまま買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、堅調となった週末のNY相場を映し急反発。買取では1gあたり10,857円(+82円)と、前月調整安となった下げ分を埋め戻し、6月7日相場(10,885円)以来およそ1ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/05 10,857円 (+82円)
07/02 10,775円 (-5円)
07/01 10,780円 (+396円)
06/29 10,362円 (+126円)
06/28 10,236円 (-5円)
06/25 10,241円 (+132円)
06/24 10,109円 (+181円)
06/23 9,928円 (-44円)
06/22 9,972円 (+292円)
06/21 9,680円 (±0円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,364円/g
10:40現在の金相場は1トロイオンス1795.40ドル、パラジウムは2804.90ドル、為替は1$111円09銭前後の値動きで推移しております。