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2021/07/28
【金相場】27日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を翌日に控える中、売り買いが拮抗。中心限月の8月限は1トロイオンス1799.80ドル(+0.60ドル)と、横ばい圏ながらプラスサイドに転じ、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。朝方は対ユーロでのドル安を好感し、ドル建ての商品として割安感の生じた金には買いが先行したほか、米長期金利の低下も追い風となり堅調となった。ただ、28日午後のFOMC声明発表や、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長会見への関心が高まり手仕舞い売りも出やすく、買い一巡後は1800ドル付近でもみ合う展開となった。
国内の金相場は、NY相場では小幅高で引けるも、為替が円高に傾斜した事を受けマイナス圏へ。買取ベースでは1gあたり6,944円(-21円)と、値を下げ続落となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/28 6,944円 (-21円)
07/27 6,965円 (-25円)
07/26 6,990円 (+5円)
07/21 6,985円 (+4円)
07/20 6,981円 (-24円)
07/19 7,005円 (-43円)
07/16 7,048円 (+9円)
07/15 7,039円 (+25円)
07/14 7,014円 (+7円)
07/13 7,007円 (+7円)
10日間の金相場平均価格:6,998円/g
【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、リスクオフムードの高まりから売り押され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス2606.70ドル(-71.40ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。新型コロナウイルスのデルタ株拡散に伴う新規感染者が日本や米国、スペインなど世界各地で増加している事から、警戒感が広がり市場では投資家心理の後退を受けてリスクオフムードが台頭。また、中国をはじめアジア株の下落や、米国株が下落するなど世界的に市場は神経質さを増す中で、パラジウムも売られ序盤より軟調となった。また、翌28日に声明を発表する米連邦公開市場委員会(FOMC)や、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長声明を控えて、手仕舞い売りも出やすい展開となった。
国内のパラジウムは、売り優勢に反転したNYT相場を映し続落。買取では1gあたり10,021円(-176円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/28 10,021円 (-176円)
07/27 10,197円 (-116円)
07/26 10,313円 (+176円)
07/21 10,137円 (+121円)
07/20 10,016円 (-209円)
07/19 10,588円 (-258円)
07/16 10,588円 (-258円)
07/15 10,846円 (-110円)
07/14 10,956円 (-39円)
07/13 10,995円 (+171円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,429円/g
12:50現在の金相場は1トロイオンス1811.75ドル、パラジウムは2627.90ドル、為替は1$109円78銭前後の値動きで推移しております。