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2021/08/04

【金相場】3日のNY金相場は、方向感に乏しい展開となる中、ドル高や株高が重しとなり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1814.10ドル(-8.10ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。朝方は、米国長期金利の低下を眺めて、金利を生まない資産として投資妙味の増した金には買いが先行した。しかし、この日発表された6月の米製造業受注が市場予想を上回り、ドルが対ユーロで上昇すると、ドル建ての金商品は割高感が意識されたほか、米国株が堅調となった事も重しとなり、次第に売られる展開となった。ただ、市場の関心が6日の米雇用統計に向かう中で相場は方向感に乏しく、終盤にかけては1813ドル近辺で小動きとなった。

国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映しマイナス圏での値動きに。買取ベースでは1gあたり6,938円(-20円)と、3営業日続落となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/04  6,938円 (-20円)

08/03  6,958円 (-36円)

08/02  6,994円 (-26円)

07/30  7,023円 (+46円)

07/29  6,977円 (+33円)

07/28  6,944円 (-21円)

07/27  6,965円 (-25円)

07/26  6,990円 (+5円)

07/21  6,985円 (+4円)

07/20  6,981円 (-24円)

10日間の金相場平均価格:6,976円/g



【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、前日までの連騰に対する反動や、ドル高が重しとなり反落。中心限月の9月限は1トロイオンス2645.30ドル(-38.80ドル)と、5営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、買い地合いが継続した前日相場の流れを引き継ぎ時間外取引きでは買いが先行。一時節目の2700ドルを突破し、2708.50ドルまで上伸した。しかし、その後はこのところの連騰に対する反動から利確売りが出たほか、ドルが対ユーロで上昇した事も重しとなり、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、利確売りに押されたNY相場を映し反落。買取では1gあたり10,115円(-154円)と、5営業日ぶりに反落し、マイナスサイドに転じました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/04  10,115円 (-154円)

08/03  10,269円 (+39円)

08/02  10,230円 (+60円)

07/30  10,170円 (+44円)

07/29  10,126円 (+105円)

07/28  10,021円 (-176円)

07/27  10,197円 (-116円)

07/26  10,313円 (+176円)

07/21  10,137円 (+121円)

07/20  10,016円 (-209円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,159円/g


15:25現在の金相場は1トロイオンス1817.55ドル、パラジウムは2662.05ドル、為替は1$109円13銭前後の値動きで推移しております。