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2021/08/31

【金相場】週明け30日のNY金相場は、利益確定の売りに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1812.20ドル(-7.30ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。金相場は前週末、早期の利上げに慎重姿勢を示したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて大きく上昇し、27日には約1ヵ月ぶりの高値を更新するなど一段高となっていた反動から、この日は利益確定の売りが出やすかったほか、ユーロ高が一服した事もあって売り優勢の展開となった。

国内の金相場は、利確売りが出た週明けのNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり6,985円(-17円)と、前日に付けた約1ヵ月ぶりの高値から値を落す展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/31  6,985円 (-17円)

08/30  7,002円 (+73円)

08/27  6,929円 (+10円)

08/26  6,919円 (-28円)

08/25  6,947円 (-10円)

08/24  6,957円 (+94円)

08/23  6,863円 (-10円)

08/20  6,873円 (-27円)

08/19  6,900円 (+19円)

08/18  6,881円 (+20円)

10日間の金相場平均価格:6,926円/g



【パラジウム相場】週明け30日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因や株高などを背景に買われ急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2479.10ドル(+71.00ドル)と、中心終値では17日相場(2495.60ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は債券購入のテーパリング(段階的縮小)開始後の利上げは急がない考えを改めて示すなど、米金融政策の変更で市場が混乱する懸念が後退し、株高を追い風に投資家心理が上向く中でパラジウムも連れ高となった。また、原油高やテクニカル要因から買いが膨らむと、相場は一時2500ドルを付けるなど一段高となった。

国内のパラジウム相場は、上げ幅を拡大した週明けのNY相場を映し急伸。買取では1gあたり9,499円(+193円)と、値を伸ばし、18日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/31  9,499円 (+193円)

08/30  9,306円 (+77円)

08/27  9,229円 (-121円)

08/26  9,350円 (-116円)

08/25  9,466円 (+242円)

08/24  9,224円 (+380円)

08/23  8,844円 (-88円)

08/20  8,932円 (-424円)

08/19  9,356円 (-302円)

08/18  9,658円 (-292円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,286円/g


14:30現在の金相場は1トロイオンス1823.45ドル、パラジウムは2499.60ドル、為替は1$109円86銭前後の値動きで推移しております。