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2021/09/09
【金相場】8日のNY金相場は、対ユーロでのドル高が重しとなり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1793.50ドル(-5.00ドル)と、小幅ながら値を下げて取引きを終了。この日の外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建ての金商品は割高感が意識された事から序盤より相場を圧迫された。しかしその後、対ユーロでドルが上げ幅を縮小する流れに転じると安値拾いの買いも入り下げ幅を縮小。また、リスク回避の動きからも買い支えられる場面もあって、中盤から終盤にかけては1793ドル近辺での小動きとなった。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり6,930円(-25円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/09 6,930円 (-25円)
09/08 6,955円 (-72円)
09/07 7,027円 (-6円)
09/06 7,033円 (+43円)
09/03 6,990円 (-22円)
09/02 7,012円 (+6円)
09/01 7,006円 (+21円)
08/31 6,985円 (-17円)
08/30 7,002円 (+73円)
08/27 6,929円 (+10円)
10日間の金相場平均価格:6,987円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、ドル高の進行や、世界経済への先行きリスク、部品供給不足からの自動車製造減産などが意識され売り優勢に。中心限月の12月限は1トロイオンス2237.30ドル(-116.20ドル)と、続落して取引きを終了。売り優勢となった前日相場の反動から、この日のパラジウムは時間外取引きでは安値拾いの買いが入り上昇した。しかし、外国為替市場では対ユーロでのドル買いが進行した事で割高感が意識されたほか、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大や、金融緩和策の縮小など世界経済への先行きリスクが広がり相場を圧迫された。また、マレーシアの半導体企業ユニセムが新型コロナウイルスの影響を受け、一部工場の操業を7日間停止すると公表。半導体供給不足から各自動車メーカーの製造遅延や減産などが改めて警戒された事も相場の重しとなった。
国内のパラジウム相場は、軟調地合いとなったNY相場を映し3日続落。買取では1gあたり8,707円(-478円)と、大きく値を落とす展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/09 8,707円 (-478円)
09/08 9,185円 (-110円)
09/07 9,295円 (-72円)
09/06 9,367円 (+61円)
09/03 9,306円 (-106円)
09/02 9,411円 (-115円)
09/01 9,526円 (+27円)
08/31 9,499円 (+193円)
08/30 9,306円 (+77円)
08/27 9,229円 (-121円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,283円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1794.50ドル、パラジウムは2243.80ドル、為替は1$110円18銭前後の値動きで推移しております。