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2021/10/18
【金相場】週末15日のNY金相場は、良好な米国経済指標を背景に上昇した米国株価や長期金利が重しとなり、4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1768.30ドル(-29.60ドル)と、前日に付けた約5週間ぶりの高値から値を下げて取引きを終了。朝方発表の9月の米小売売上高が市場予想に反して増えた事を受け、投資家のリスク選好意欲が高まり株高進行などから金は相場を圧迫され序盤より軟調となった。また、長期金利が上昇した事や、前日には9月7日相場(約5週間)ぶりの高値を付けた事もあって利益確定を目的とした売りも出やすく、この日はマイナス圏に反転して取引きを終了。
国内の金相場は、利確売りが出た週末のNY相場を映し6営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり7,082円(-81円)と、前営業日に付けた約4ヶ月ぶり(6月15日相場以来)の高値から値を下げ、上値追い一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/18 7,082円 (-81円)
10/15 7,163円 (+52円)
10/14 7,111円 (+107円)
10/13 7,004円 (+34円)
10/12 6,970円 (+53円)
10/11 6,917円 (+39円)
10/08 6,878円 (-19円)
10/07 6,897円 (+5円)
10/06 6,892円 (+12円)
10/05 6,880円 (+2円)
10日間の金相場平均価格:6,979円/g
【パラジウム相場】週末15日のNYパラジウム相場は、ドル高・長期金利の上昇、利確売りなどに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス2076.60ドル(-74.30ドル)と、前日に付けた約5週間ぶり(9月8日相場)の高値から値を下げて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、前日までの急伸を受けて利益確定を目的とした売りが出やすかった事で序盤より軟調となった。また、外国為替市場ではドル高・ユーロ売りとなった事で割高感が意識されたほか、米国長期金利の上昇から金をはじめ他貴金属が軟調となった事も売り材料となり相場を圧迫された。一方、発表された米国経済指標(9月の小売売上高)が市場予想に反して良好な結果となり、株価や原油が堅調となった事で下値を支えられる場面もあった。
国内のパラジウム相場は、3営業日ぶりにマイナス圏に反転した週末のNY相場を映し連騰が一服。買取では1gあたり8,228円(-204円)と、3営業日ぶりに反落し、前営業日に付けた約5週間ぶり(9月10日相場)の高値から値を下げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/18 8,228円 (-204円)
10/04 7,458円 (+11円)
10/15 8,432円 (+138円)
10/14 8,294円 (+176円)
10/13 8,118円 (-226円)
10/12 8,344円 (+66円)
10/11 8,278円 (+666円)
10/08 7,612円 (+242円)
10/07 7,370円 (-72円)
10/06 7,442円 (+83円)
10/05 7,359円 (-99円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,948円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1779.60ドル、パラジウムは2072.85ドル、為替は1$114円15銭前後の値動きで推移しております。