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2021/10/19

【金相場】週明け18日のNY金相場は、横ばい圏ながら小幅安に振れマイナス圏での値動きに、中心限月の12月限は1トロイオンス1765.70ドル(-2.60ドル)と、小幅続落して取引きを終了。米国長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金は時間外取引きより小安く推移した。ただ、中国国家統計局がこの日発表した2021年7-9月期の国内総生産(GDP)の伸び率が2四半連続で鈍化。また、発表された米国経済指標(9月鉱工業生産指数)が冴えない結果となった事や、原油相場が約7年ぶりの高値を更新し、インフレへの警戒感が強まる中で株式相場が軟調となる中、金には一定の買い需要もあり、相場の下げ幅は限定的だった。

国内の金相場は、小幅安となったNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり7,064円(-18円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/19  7,064円 (-18円)

10/18  7,082円 (-81円)

10/15  7,163円 (+52円)

10/14  7,111円 (+107円)

10/13  7,004円 (+34円)

10/12  6,970円 (+53円)

10/11  6,917円 (+39円)

10/08  6,878円 (-19円)

10/07  6,897円 (+5円)

10/06  6,892円 (+12円)

10日間の金相場平均価格:6,998円/g



【パラジウム相場】週明け18日のNYパラジウム相場は、中国の成長減速懸念や、冴えない米国経済指標、株安などを背景に軟調となり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス2013.10ドル(-63.50ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。このところの急ピッチでの上昇から前日相場の流れに続いて、この日のパラジウム相場も利益確定売りが出やすく序盤より軟調となった。また、中国の7-9月(第3四半期)国内総生産(GDP)が冴えない結果となったほか、9月の米国鉱工業生産指数が前月比1.3%低下と、市場予想を下回り低調な結果となった事で、株式相場が下落した事もパラジウムの圧迫材料となった。

国内のパラジウム相場は、売り優勢となった週明けのNY相場を映し続落。買取では1gあたり8,058円(-170円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/19  8,058円 (-170円)

10/18  8,228円 (-204円)

10/15  8,432円 (+138円)

10/14  8,294円 (+176円)

10/13  8,118円 (-226円)
 
10/12  8,344円 (+66円)

10/11  8,278円 (+666円)

10/08  7,612円 (+242円)

10/07  7,370円 (-72円)

10/06  7,442円 (+83円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,018円/g


11:00現在の金相場は1トロイオンス1777.65ドル、パラジウムは2033.90ドル、為替は1$114円25銭前後の値動きで推移しております。