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2021/11/02

【金相場】週明け1日のNY金相場は、長期金利の低下やドル安を背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1795.80ドル(+11.90ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日の外国為替市場では対ユーロでドルが軟化し、ドル建てで取引される金の割安感につながったほか、発表された米国の製造業指数が長期化する供給逼迫を背景に冴えない結果となった事で長期金利が押し下げられた事も好材料となり金買いが優勢となった。その後、明日から2日間にわたって開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が高まっており、買い一巡後は様子見ムードとなった。

国内の金相場は、堅調となった週明けのNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり7,168円(+30円)と、前日の下げを埋めてプラス圏に反転しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/02  7,168円 (+30円)

11/01  7,138円 (-36円)

10/29  7,174円 (+5円)

10/28  7,169円 (-19円)

10/27  7,188円 (-26円)

10/26  7,214円 (+62円)

10/25  7,152円 (+17円)

10/22  7,135円 (-6円)

10/21  7,141円 (+44円)

10/20  7,097円 (+33円)

10日間の金相場平均価格:7,158円/g



【パラジウム相場】週明け1日のNYパラジウム相場は、ドル安要因やテクニカルな買いが入り急反発。中心限月の12月は1トロイオンス2052.30ドルと、直近高値を抜いて10月20日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、時間外取引より買いが先行し堅調となった。また、外国為替市場ではドル安が進んだ事や、米国株が連日で最高値を更新するなど投資家のリスク選好意欲が高まっている事で、パラジウムも連れ高となり上げ幅を拡大。テクニカルな買いも巻き込み相場は一時2074.50ドルと一段高となった。

国内のパラジウム相場は、一段高となった週明けのNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり8,190円(+215円)と、8,000円台に乗せるなど急伸し、10月26日相場(約1週間)ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/02  8,190円 (+215円)

11/01  7,975円 (+27円)

10/29  7,948円 (+121円)

10/28  7,827円 (-236円)

10/27  8,063円 (-138円)

10/26  8,201円 (+143円)

10/25  8,058円 (-22円)

10/22  8,080円 (-192円)

10/21  8,272円 (-110円)

10/20  8,382円 (+324円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,100円/g


10:45現在の金相場は1トロイオンス1796.80ドル、パラジウムは2051.60ドル、為替は1$114円06銭前後の値動きで推移しております。