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2021/12/09
【金相場】8日のNY金相場は、 対ユーロでのドル安を支えに小幅続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1785.50ドル(+0.80ドル)と、横ばい圏ながら買い優勢で取引を終了。 この日の債券市場では米長期金利が上昇し、金利を生まない金の売りが先行した。また、米製薬大手ファイザーは、同社製ワクチンを3回接種することでオミクロン株への高い感染予防効果が期待できるなどとする初期段階の実験結果を公表。新変異株への懸念が一段と後退し、安全資産としての金商品は売りに押されがちだった。ただ、この日の外国為替市場では対ユーロでドルが軟調に推移。割安感が生じたドル建ての金は終盤にかけて買われ、小幅プラス圏に値を戻した。
国内の金相場は、小幅ながらプラス圏を維持したNY相場を映し4日続伸。買取ベースでは1gあたり7,142円(+23円)と、前日相場同様11月30日相場(約1週間)ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/09 7,142円 (+23円)
12/08 7,119円 (+11円)
12/07 7,108円 (+26円)
12/06 7,082円 (+46円)
12/03 7,036円 (-37円)
12/02 7,073円 (+13円)
12/01 7,060円 (-93円)
11/30 7,153円 (-19円)
11/29 7,172円 (-64円)
11/26 7,236円 (-33円)
10日間の金相場平均価格:7,118円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、売り買いが拮抗する中、ドル安や押し目買いが入り6日続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1852.40ドル(+5.40ドル)と、11月22日相場以来およそ3週間ぶりの高値に戻して取引を終了。この日のパラジウムは、前日までの連騰を受けた利確売りが出やすかった事で、時間外取引では軟調となり安寄りした。一方、 新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対する過度な懸念が後退した事で、投資家心理の改善から相場はは次第に買い戻しに反転。米国株もプラス圏に転じたほか、押し目買いや、ドル安も支援材料となり、結局買い優勢で取引を終えた。
国内のパラジウム相場は、引き続き堅調となったNY相場を映し上伸。買取では1gあたり7,381円(+11円)と、11月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/09 7,381円 (+11円)
12/08 7,370円 (±0円)
12/07 7,370円 (+143円)
12/06 7,227円 (+187円)
12/03 7,040円 (+82円)
12/02 6,958円 (-22円)
12/01 6,980円 (-231円)
11/30 7,211円 (+88円)
11/29 7,123円 (-401円)
11/26 7,524円 (-33円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,218円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1790.55ドル、パラジウムは1872.60ドル、為替は1$113円73銭前後の値動きで推移しております。