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2022/01/05
【金相場】4日のNY金相場は、インフレ高止まりに対する警戒感が広がる中で買い進まれ反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1814.60ドル(+14.50ドル)と、直近高値を抜いて、終値では11月19日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染急拡大をめぐっては、重症化リスクは低いとの報告が相次いでいるものの、インフレ圧力としての影響が及ぶとの懸念が指摘されている。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が金利を生まない金の上値を抑える一方で、インフレヘッジ目的の買いが下値を支え強地合いとなった。年明けは米株高が進行しているものの、次第に調整局面に入ると思惑も安全資産とされる金需要を高め、この日は約1ヶ月半ぶりの高値を付けるなど一段高となった。
連休明け国内の金相場は、強地合いで推移しているNY相場を映し上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり7,388円(+129円)と、直近高値を上抜き、11月22日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/05 7,388円 (+129円)
12/24 7,259円 (+35円)
12/23 7,224円 (+49円)
12/22 7,175円 (+16円)
12/21 7,159円 (-32円)
12/20 7,191円 (-1円)
12/17 7,192円 (+44円)
12/16 7,148円 (+49円)
12/15 7,099円 (-32円)
12/14 7,131円 (+14円)
10日間の金相場平均価格:7,197円/g
【パラジウム相場】4日のNYパラジウム相場は、前日までの下げに対する値頃感が意識され反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1859.70ドル(+33.70ドル)と、4営業日ぶりに反発して取引きを終了。利確売りに押された前日までの反動から、この日は買い戻しが入り序盤より反発上昇した。また、世界景気の回復が見込まれる中、需要増加への期待感や原油や株式などリスク資産が堅調となった事も好材料となり、この日は買い優勢で引けた。
連休明け国内のパラジウム相場は、マイナス圏に反転し5営業日ぶりに反落。買取では1gあたり7,662円(-192円)と、前営業日に付けた約1ヶ月ぶり(11月22日相場以来)の高値から値を落とす展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/04 7,662円 (-192円)
12/24 7,854円 (+341円)
12/23 7,513円 (+379円)
12/22 7,134円 (+165円)
12/21 6,969円 (+6円)
12/20 6,963円 (-22円)
12/17 6,985円 (+467円)
12/16 6,518円 (±0円)
12/15 6,518円 (-236円)
12/14 6,754円 (-330円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,087円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1818.70ドル、パラジウムは1876.85ドル、為替は1$115円98銭前後の値動きで推移しております。