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2022/01/06

【金相場】5日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感を受けた買いが優勢となり続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1825.10ドル(+10.50ドル)と、中心終値では11月19日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。外国為替市場でドル安・ユーロ高が進み、ドル建てで取引される商品に割安感が広がる中、金は買いが先行し上昇。相場は一時1830.70ドルまで上伸した。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」をめぐり、重症化リスクへの懸念は後退した一方で、感染者急増が労働供給などに影響し、物価上昇の長期化を招くとの警戒感がくすぶっており、インフレヘッジや安全資産としての金買いが旺盛となった。ただ、買い一巡後は連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(昨年12月14、15日開催分)の公表を控えて、様子見ムードが広がり上値が重い展開となった。

連休明け国内の金相場は、時間外取引きのNY相場の値動きを映してマイナスサイドに反転。買取ベースでは1gあたり7,362円(-26円)と、5営業日ぶりに反落し、約1ヶ月半ぶりの高値から値を下げる展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/06  7,362円 (-26円)

01/05  7,388円 (+129円)

12/24  7,259円 (+35円)

12/23  7,224円 (+49円)

12/22  7,175円 (+16円)

12/21  7,159円 (-32円)

12/20  7,191円 (-1円)

12/17  7,192円 (+44円)

12/16  7,148円 (+49円)

12/15  7,099円 (-32円)

10日間の金相場平均価格:7,220円/g



【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や値頃感が意識され続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1902.60ドル(+42.90ドル)と、値を伸ばし、節目の1900ドル台に再浮上して取引きを終了。この日は外国為替市場でドル安・ユーロ高が進み、ドル建てで取引される商品に割安感が広がる中、パラジウムは他貴金属同様に買いが先行し上昇した。また、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」をめぐり、重症化リスクへの懸念が後退した事も好材料となり上げ幅を拡大。節目の1900ドルを突破すると、相場は一時1924.50ドルまで上伸する場面もあった。その後、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて様子見ムードから上げ幅を縮小するも、この日も買い優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、時間外取引きで上げ幅を消化したNY相場を映しマイナス圏での値動きに。買取では1gあたり7,623円(-39円)と、値を下げ続落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/05  7,623円 (-39円)

01/04  7,662円 (-192円)

12/24  7,854円 (+341円)

12/23  7,513円 (+379円)

12/22  7,134円 (+165円)

12/21  6,969円 (+6円)

12/20  6,963円 (-22円)

12/17  6,985円 (+467円)

12/16  6,518円 (±0円)

12/15  6,518円 (-236円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,174円/g


11:40現在の金相場は1トロイオンス1813.60ドル、パラジウムは1874.90ドル、為替は1$115円89銭前後の値動きで推移しております。