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2022/06/15

【金相場】14日のNY金相場は、米国の大幅利上げへの警戒感が強まる中、売り優勢となり続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1813.50ドル(-18.30ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。前週末10日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)に続き、14日朝発表の米卸売物価指数(PPI)もインフレの高止まりを示す内容となった。これを受け、翌15日に米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で想定以上の大幅利上げに踏み切るのではないかとの観測が広がっている事から、長期金利が一段と上昇。加えてドルも対主要通貨で買われ、ドル・円相場では再び約24年ぶりの安値を更新するなどドル買いが進行する中、金商品は割高感が意識されじりじりと下落する展開となった。

国内の金相場は、円安要因からプラス圏に転じ反発。買取ベースでは1gあたり8,599円(+15円)と、値を上げる展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

06/15  8,599円 (+15円)

06/14  8,584円 (-275円)

06/13  8,859円 (+171円)

06/10  8,688円 (-42円)

06/09  8,730円 (+108円)

06/08  8,622円 (+99円)

06/07  8,523円 (+31円)

06/06  8,492円 (-32円)

06/03  8,524円 (+95円)

06/02  8,429円 (+132円)

10日間の金相場平均価格:8,605円/g



【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、前日の下げに対する反動から買い戻しが入り小反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1780.20ドル(+1.80ドル)と、小幅ながらプラス圏に転じて取引きを終了。直近で米国のインフレ高進を示す経済指標が相次ぎ発表された事を受け、15日のFOMCでは急速な利上げ観測が意識され前日にはパラジウム相場も売られ軟調となっていた反動から、この日は値頃感が意識され買い戻しが入りやすかった。一方、外国為替市場では約24年ぶりにドル高・円安を記録するなど、ドル買いが進行。ドル建てのパラジウムは割高感から上値を抑えられ、小幅高で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、NY相場の反発や円安要因からプラス圏に転じ上昇。買取では1gあたり8,613円(+148円)と、値を上げ反発しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

06/15  8,613円 (+148円)

06/14  8,465円 (-555円)

06/13  9,020円 (+16円)

06/10  9,004円 (-159円)

06/09  9,163円 (-159円)

06/08  9,317円 (+22円)

06/07  9,295円 (+66円)

06/06  9,229円 (-248円)

06/03  9,477円 (+231円)

06/02  9,246円 (+110円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,083円/g

14:55現在の金相場は1トロイオンス1822.80ドル、パラジウムは1819.65ドル、為替は1$134円86銭前後の値動きで推移しております。