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2022/07/28

【金相場】27日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策会合の声明公表を控え様子見ムードの中、小幅高で推移し反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1719.10ドル(+1.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。通常取引きでは米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見ムードから積極的な商いは控えられ、前日清算値近辺で狭いレンジで推移した。
その後、通常取引終了後の時間外取引で金は上げ幅を拡大。27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が市場の想定内だった事から、発表後に外国為替市場でドルがユーロなどに対して下落し、ドルの代替投資先とされる金に買いが入った。また、米長期金利が一段と低下したのも金買いを誘い、一時1740圏内まで上昇する場面もあった。

国内の金相場は、引け後のNY相場の買い戻しを受け堅調に推移し続伸。買取ベースでは1gあたり8,329円(+58円)と、15日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

07/28  8,329円 (+58円)

07/27  8,271円 (+26円)

07/26  8,245円 (-26円)

07/25  8,271円 (-11円)

07/22  8,282円 (+48円)

07/21  8,234円 (-84円)

07/20  8,318円 (+30円)

07/19  8,288円 (-11円)

07/15  8,352円 (-64円)

07/14  8,363円 (+81円)

10日間の金相場平均価格:8,295円/g



【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、押し目買いなどから値を上げ反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2011.20ドル(+8.20ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、売り優勢となった前日相場の反動から時間外取引より買いが入り上昇した。一方、消費者信頼感指数など米経済指標が市場予想を下回り、国際通貨基金(IMF)が世界経済成長率見通しを下方修正したことで、米国株や原油相場が売られるなど投資心理を冷やし、上値の重い展開となった。

国内のパラジウム相場は、買いが継続したNY相場を映し上伸。買取では1gあたり9,592円(+88円)と、13日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

07/28  9,702円 (+110円)

07/27  9,592円 (+88円)

07/26  9,504円 (+38円)

07/25  9,466円 (+429円)

07/22  9,037円 (+28円)

07/21  9,009円 (-99円)

07/20  9,108円 (+115円)

07/19  8,993円 (-264円)

07/15  9,257円 (-225円)

07/14  9,482円 (-237円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,315円/g


11:10現在の金相場は1トロイオンス1741.65ドル、パラジウムは2043.90ドル、為替は1$13円4銭前後の値動きで推移しております。